「日本の飛行機の父」二宮忠八 生誕150年展 八幡浜
愛媛県八幡浜市出身で「日本の飛行機の父」と称される二宮忠八(1866~1936年)の生誕150周年を記念した郷土企画展「大空への挑戦 飛行機の発明と発展」が15日、八幡浜市本町の市民ギャラリーと郷土資料室で始まった。大空を飛ぶ夢を追い続けた忠八の生涯や世界の飛行機開発の歴史を、模型や写真などの資料約150点とパネルで紹介している。11月20日まで(月曜日休館)。
忠八はカラスの飛ぶ様子から飛行原理を発見し、米国のライト兄弟の有人動力飛行成功の12年前の1891年、日本で初めて模型飛行機による動力飛行実験に成功。企画展は、航空史における忠八の功績を再認識してもらおうと市などが主催した。
忠八の偉業が世に知られるきっかけとなった記事が掲載された帝国飛行協会の機関誌「飛行」(1920年4月)や、陸軍時代の忠八の飛行機上申書を却下した長岡外史の謝罪文が記載された同誌(1921年11月)など貴重な資料を展示。日本で初めて動力飛行機が飛んだ1910年以降の飛行機開発の歴史や、忠八が晩年に取り組んだ独自の絵画や詩も取り上げている。合わせて、忠八の精神を受け継ぐ愛媛大学二宮翔会や八幡浜工業高校の活動も紹介した。
家族で訪れた八幡浜市日土小1年の男子児童(7)は「乗り物が大好きなので、いろいろな飛行機の模型が楽しい。昔の八幡浜の人が誰よりも早く空を飛ぼうとしていたと聞いてすごいなと思った」と話していた。
「日本の飛行機の父」二宮忠八 生誕150年展 八幡浜
愛媛県八幡浜市出身で「日本の飛行機の父」と称される二宮忠八(1866~1936年)の生誕150周年を記念した郷土企画展「大空への挑戦 飛行機の発明と発展」が15日、八幡浜市本町の市民ギャラリーと郷土資料室で始まった。大空を飛ぶ夢を追い続けた忠八の生涯や世界の飛行機開発の歴史を、模型や写真などの資料約150点とパネルで紹介している。11月20日まで(月曜日休館)。
忠八はカラスの飛ぶ様子から飛行原理を発見し、米国のライト兄弟の有人動力飛行成功の12年前の1891年、日本で初めて模型飛行機による動力飛行実験に成功。企画展は、航空史における忠八の功績を再認識してもらおうと市などが主催した。
忠八の偉業が世に知られるきっかけとなった記事が掲載された帝国飛行協会の機関誌「飛行」(1920年4月)や、陸軍時代の忠八の飛行機上申書を却下した長岡外史の謝罪文が記載された同誌(1921年11月)など貴重な資料を展示。日本で初めて動力飛行機が飛んだ1910年以降の飛行機開発の歴史や、忠八が晩年に取り組んだ独自の絵画や詩も取り上げている。合わせて、忠八の精神を受け継ぐ愛媛大学二宮翔会や八幡浜工業高校の活動も紹介した。
家族で訪れた八幡浜市日土小1年の男子児童(7)は「乗り物が大好きなので、いろいろな飛行機の模型が楽しい。昔の八幡浜の人が誰よりも早く空を飛ぼうとしていたと聞いてすごいなと思った」と話していた。