かるたで防ごう海の事故 園児、楽しみながら学ぶ 注意点など紹介
海遊びの注意点などを紹介する「治海(はるみ)かるた」取り大会が14日、愛媛県今治市片原町1丁目の市みなと交流センター「はーばりー」であり、市内の波止浜虎岳幼稚園の年長児33人が競い合って海のことを学んだ。
治海かるたは、子どもの海の事故防止などを目的に今治海上保安部が作製し、今回初めて大会を開いた。
先生が札を読み上げると、園児らはA4判の絵札に向かって一目散に駆けだし、目当ての札を見つけて大喜び。10枚取った子もおり、楽しみながらライフジャケットの重要性や海上保安部の仕事などに触れた。
男児(6)は「友達が海で溺れたときには大人を呼ぶことが大切だと分かった」と話した。
近くの港に停泊中の同海保巡視艇「せとぎり」への乗船体験もあった。