新春恒例の第68回愛媛かるた選手権大会(県かるた協会、愛媛新聞社主催)が15日、松山市北持田町の県生活文化センターで開かれた。幼稚園児からベテランの83歳まで愛好者約100人が一堂に会し、日々の練習の成果を披露し合った。
 大会は、年齢や実力ごとにトーナメント戦やリーグ戦を行い、各グループ上位4人を表彰する。参加者は正座で向き合うと、目の前に並べた百人一首の札50枚の配置を暗記。読み手の声に耳を澄ませて上の句を聞き取ると、素早く札に手を伸ばして奪い合った。