がいな名物料理 宇和島でコンテスト
宇和島の新しい名物料理を決める「ガイナ~めしグランプリ」が20日、愛媛県宇和島市弁天町2丁目の市総合体育館駐車場特設会場であった。県内外の飲食店など22団体が趣向を凝らした料理を、多くの家族連れらが味わった。
食による地域活性化を目指そうと、宇和島商工会議所青年部が、部の創立30周年記念特別事業と宇和島伊達400年祭の自主企画イベントとして初めて開いた。
「しらすちりめん丼」や「マダイのフィッシュ&チップス」など、各団体が自由な食材と発想で生みだした、がいな(すごい)自信作が集結。購入者の投票で、宇和島市の飲食店「食の幸 ひだまり」の「寒熟吟鰤(ぎんぶり)の塩たたき~レモン山葵(わさび)風味」が1位に輝いた。店長の元籔陽平さん(32)は「受賞には驚いたが、宇和海産の吟鰤を皆に知ってもらおうと頑張ったかいがあった」と笑顔で話した。