第27回全日本少年少女けん玉道選手権大会の四国地区代表選考会が21日、愛媛県伊予市尾崎の市児童センターみんくるであった。県内の小学生14人が、8月30日に東京で行われる全国大会の切符を懸けて、ハイレベルな腕前を競った。
県けん玉協会が主催。男子の部では、予選を勝ち抜いた8人が決勝トーナメントに進んだ。規定の10種から技を選んで対戦形式で勝負。協会の審判員3人が技の成否を厳しく判断した。緊張感漂う会場に玉とけんがぶつかる音が響き、高難度の技が決まると、どよめきと拍手が起こっていた。
 接戦を制し、松山市小野小6年の家安高志郎君(12)が2連覇。女子は出場が1人で、新居浜市宮西小6年の中村伶那さん(11)が3回目の出場を決めた。