2017年の愛媛国体に向け、愛媛県新居浜市は21日、同市平形町の国領川緑地サッカー場でコートの芝生化を行い、ボランティアら約800人がポット苗を植え付けた。
 同サッカー場は国体の練習に使われる予定で、全国から集まった選手に安全に練習してもらおうと芝生化を実施。維持管理が比較的簡単など低コストの「鳥取方式」を採用し、鳥取県産の約3万2000ポットの苗を植えた。事業費は苗代約70万円。
 晴天の下、市内のサッカーチームなどから集まった参加者は、約8千平方メートルのコートに50センチ間隔で苗を植えた。マスコットキャラクターの「国体みきゃん」も駆け付け、作業を見守っていた。