愛媛県松山市は22日、環境省の一般廃棄物処理事業実態調査に基づく2014年度の市民1人当たりの1日のごみ排出量を発表した。全国平均より134グラム少ない813.0グラム(前年度比0.4%減)で、50万人以上の都市で9年連続最少だった。
 市環境モデル都市推進課は「学習会やイベントで啓発している。ごみ減量施策への市民と事業所の理解と協力の表れではないか」としている。
 実態調査では、ごみの総排出量は15万3617トン(0.4%減)。家庭からの紙類1万1193トン(6.8%減)や金物・ガラス類6243トン(3.3%減)などが減少。主として事業所から出る直接搬入ごみは3万5225トン(1.5%増)だった。