愛媛県内のほとんどの公立小中学校で10日、3学期の始業式があった。愛媛県四国中央市新宮町新宮の新宮小中学校(42人)では、昨年末に完成した県産木材をふんだんに使った新校舎で締めくくりの学期をスタートさせた。
新校舎は木造2階建てで、体育館とともに完成。式は白を基調とする明るい内装の体育館であり、野村浩校長が「この校舎で学習できることに感謝の気持ちを持ち、大切に使いましょう」などと話した。
式の後、児童生徒は12日の落成式で住民らに披露する歌を練習。木の香りが漂う教室に戻り、冬休みの宿題を提出したり、新学期の委員を決めたりした。