愛媛のサイクリングを応援したいねん―。大阪成蹊大(大阪市)のマネジメント学部講師の林恒宏さん(42)が28日、今治市を皮切りにレンタサイクルに乗りながら瀬戸内しまなみ海道をPRするプロジェクトを始めた。自前の旗を背に、2017年2月までに関西方面や台湾などを回る。
 長崎県出身の林さんは、プロサッカーチームの職員として勤務した経験もあり、スポーツと地域振興を研究テーマにしている。サイクリング振興を通じた交流人口拡大に取り組む愛媛を地方創生のモデル都市ととらえ、「勝手に」宣伝、研究することにした。
 活動では「しまなみ海道」の文字と海道の架橋をイメージしたデザインが特徴の旗を背負い、大阪や京都、東京、台湾などの現地のレンタサイクルに乗り、行政が作ったパンフレットを配布。会員制交流サイト(SNS)に活動報告を載せる予定だ。