愛媛県今治市や広島県尾道市などでつくる瀬戸内しまなみ海道振興協議会(会長・菅良二今治市長)は14日、しまなみ海道沿線の2015年度の自転車通行量(推計値)が12年度比で15万918台増え、1日平均892台の32万5853台にほぼ倍増したと発表した。
 調査は12年度に続き2回目。16年2、3月の計12日間を選び、海道沿線のレンタサイクル施設・サンライズ糸山(今治市砂場町2丁目)付近など自転車道出入り口計5カ所で実施した。
 調査日のうちサイクリングイベントがあった3月12日を除く11日間の通行量は2万993台で、今治方面行きが尾道方面行きを約2千台上回った。個人所有車が58.5%、レンタサイクルが41.5%を占め、この比率を基に15年度のレンタサイクル利用実績(尾道市調べ)から年間通行量を推計した。