3月末で終了予定だった瀬戸内しまなみ海道の自転車通行料金無料制度が、2017年度末まで継続されることが11日分かった。山本順三国土交通副大臣(参院愛媛選挙区)が、東京で愛媛、広島両県から2年間の無料化継続要望を受けた際に明らかにした。期限を区切らない完全無料化も「いずれやる方向で努力したい」と述べた。
 国交省での要望時、上甲俊史副知事は15年度のレンタサイクルの全体貸出台数(8~11月の平均)が月1万5749台で、2年前の1.8倍に増えたと説明。沿線地域の活性化にもつながっていると訴えた。