四国シキシマパン(愛媛県砥部町)と八水蒲鉾(八幡浜市)が、じゃこ天を使った総菜パン3品を共同開発し、1日から四国を中心としたスーパーなどで販売する。両社は「じゃこ天とパンの組み合わせは未知への挑戦だったが、地域に根差した商品ができた」とアピールしている。
 新商品は、ほんのりワサビ風味の生地でやわらかめのじゃこ天を包んだ「じゃこ天つつみ」「じゃこ天ぱん」と、オニオン風味の生地にカレーソースで味付けした「じゃこ天ピザぱん」の計3種類。いずれも130円(税抜き)。八幡浜特産のじゃこ天を前面に出し、「日本の飛行機の父」と呼ばれる八幡浜市出身の二宮忠八の生誕150年や「えひめいやしの南予博2016」を盛り上げようとコラボした。
 31日は八幡浜市役所で試食会があり、市の関係者が出席。「後味がよい」「塩パンに次ぐ八幡浜の名物パンに」などの声が上がった。