「なくせじん肺全国キャラバン県実行委員会」メンバーが5日、愛媛県庁を訪れ、トンネル建設工事について8時間労働の実現など5項目を求める要請書を県や県議会宛てに提出した。
 要請書は「8時間労働」のほか、公共工事でじん肺防止への監督を十分に行い発注者として対策を尽くすよう求めている。
 全日本建設交運一般労働組合県本部の新土居寛委員長は「粉じんさえ吸わなければじん肺にはならない」と強調。県の担当者は「発注者としては8時間労働の2交代で工事できる積算をしている」と説明した。