愛媛県愛南町と宇和島市、高知県宿毛市にまたがる篠山(1065メートル)に群生するアケボノツツジが見頃を迎えている。山頂周辺の「入らずの森」と呼ばれる自生地は4月から、樹木保全のため立ち入り禁止になっており、愛南町一本松支所は「ロープ内には絶対に入らず、マナーを守って観賞してほしい」と呼び掛けている。
同支所によると、足摺宇和海国立公園にある篠山には約3000本のアケボノツツジが群生。今年は例年に比べ開花が早く、現在七分咲き程度で4月末までが見頃になりそう。
好天に恵まれた22日は、登山客らが山頂付近で、新緑が映える山並みをバックにかれんに咲き誇るピンク色の花々を楽しんでいた。