アプリで学ぶ宇和島城 城東中6人開発協力
市内外の人に宇和島の歴史や文化を知ってもらおうと、愛媛県宇和島市新田町3丁目の城東中学校3年生6人がこのほど、宇和島城の魅力を動画で紹介するアプリケーションの開発に協力した。指定の場所でスマートフォンなどをかざすと、生徒が作成した動画が流れる仕組みで「楽しみながら宇和島の歴史を学んでほしい」と話している。
生徒が手掛けたのは、東京書籍が運営するアプリケーション「マチアルキ」の宇和島城編。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」でも採用された、現実世界にデジタルの情報を重ねて表示する「AR」の技術を用いたもの。現地で歴史を学べる新たな学習体験として、同社が全国各地に登録地を広げている。
完成した動画は、天守など指定のスポット5カ所でアプリを起動すると再生される。またスタンプラリー機能も付いており、全て集めると伊達博物館の入場料割引クーポンなどがもらえる。