同じ地域に住むさまざまな世代間の交流を深めようと、愛媛県久万高原町直瀬の直瀬小学校の児童と地元の高齢者クラブのメンバーが17日、近くの直瀬川で魚釣りを楽しんだ。
 両者が毎年実施している交流事業の一環。昔ながらの遊びを通じ、子どもたちに身近な自然に親しんでもらおうと、同校の3~6年生12人と、高齢者クラブや保護者ら約30人が参加した。
 大人が先生役となり、さおや釣り針の使い方を説明した後、子どもたちが川の両岸に分かれて釣り糸を垂れた。釣りざおの扱いが徐々に上達してくると、児童は少しずつ魚をヒットさせ始め、アマゴなどを釣り上げるたびに高齢者から「上手」「いいぞ」と歓声が上がっていた。