愛媛県は27日、第3週(18~24日)の県内定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数を公表した。県全体で前週の2.0人の2倍近い3.9人に増加。予防対策へマスク着用や外出後の手洗いなどを呼び掛け、症状のある場合は早期の受診を勧めている。
 保健所別の患者報告数は西条が5.8人(前週2.5人)で最多。松山市と宇和島が次ぎ、ともに4.6人に増加した。今治は3.9人(4.1人)。
 集団発生による学年閉鎖は宇和島、東温両市の3小学校、学級閉鎖は新居浜市の幼稚園と松山市の中学校で実施された。