国際協力機構(JICA)の招待で来日したエチオピアの羊皮加工企業の社長ら10人が21日、愛媛県今治市東門町5丁目の四国タオル工業組合を訪れ、今治タオルのブランド化のノウハウを学んだ。
 JICAはエチオピアの経済活性化に向け同国産の高品質な羊皮革のブランド化を支援。2日間の日程で今治市と香川県を巡る。
 近藤聖司理事長はブランド化成功の理由を「組合員が危機感を共有して一つにまとまったから」と説明。クリエーティブディレクターの佐藤可士和さんの協力や、吸水性と安全性に特化して品質をアピールした戦略、ブランド管理の難しさも紹介した。