「愛媛みかんツリー」の点灯式が20日、愛媛県松山市道後湯之町の道後温泉本館前であり、最近の冷え込みをはね返すような温かなオレンジの光が観光客らを包んだ。
 ツリーは約3メートル。特産のミカンをおいしく食べて愛媛を盛り上げようと、約500個の「真穴みかん」の皮を使って飾り付けしている。「まちづくりNPOイケメン連」が設置し、10年目。
 点灯式では地元の道後保育園の年長児ら約20人が装飾の仕上げをした後、愛媛みかん王子や県イメージアップキャラクター「みきゃん」がスイッチをオン。明かりがともると「わあ」という歓声が上がり、点滅する光が来場者を照らした。