日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が競技関係者と意見交換する「サッカーファミリータウンミーティング」が22日、愛媛県武道館であり、県内の指導者やサポーターら約80人が競技の発展に向け要望や質問を出し合った。
 田嶋会長は「日本サッカー界の発展に向けて」と題し、国内外の競技の歴史を紹介。球際の強さやパススピードなど、日本が縮めるべき世界との差を動画で示し、世界基準の質を見据えた強化育成策の必要性を強調した。
 同協会が2030年までに世界ベスト4に入ることなどを目標に掲げた「05年宣言」の実現に向けて現場の声を聞こうと、昨年9月から実施。47都道府県で開く予定で、愛媛は8カ所目だった。