愛媛県今治市朝倉上の上朝小学校跡地に開校する女子中学生のエリートサッカー選手養成機関「JFAアカデミー今治」の1期生10人が6日、市役所を訪れ、菅良二市長に周囲への感謝の気持ちを忘れず、世界で活躍できる選手になることを誓った。
  アカデミーは日本サッカー協会(JFA)が運営を手掛け、今治校は全国4校目で中四国初。選考試験をクリアした1期生は、西条市出身の藤田実結子さん(12)のほか、岡山、香川、徳島、高知の4県から集まった。上朝小校舎を改修した寮で暮らし、朝倉中学校に3年間通学しながらトレーニングと勉学に励む。
 菅市長は選手たちを「家族と離れた生活が始まるが、仲間と手を取り合って今治から世界に大きく羽ばたいてほしい」と激励した。
 8日には朝倉公民館で開校式があり、アカデミーが正式にスタートする。