愛媛県西条市小松町石鎚の四国霊場60番札所横峰寺で約500本のシャクナゲが見頃を迎えている。標高約750メートルの山あいにある寺を徒歩で訪れたお遍路さんらが、幅70メートルほどの斜面に広がるピンク色の花に癒やされている。
 寺によると、シャクナゲは例年よりも1週間ほど早い4月19日ごろ咲き始めた。今年は花が若干少ないが、今週末ごろまでが見頃という。
 6日は小雨が降り、時折立ちこめる霧で境内が幻想的な雰囲気に。かっぱ姿のお遍路さんらは「よく咲いてるね」「こんなに多いとは」と周囲を埋める桃色の花に感嘆していた。