ジブリ画面設計図ずらり 県美術館
高畑勲、宮崎駿監督作品の画面設計図となる「レイアウト」を集めた「スタジオジブリ・レイアウト展」の開展式が22日、愛媛県松山市堀之内の県美術館であり、招待された市内の高校生や幼稚園児らがジブリアニメーションの世界を楽しんだ。23日に開幕、6月19日まで。
県と南海放送が実行委形式で主催。レイアウトはアニメ映画を製作する際に使用し、監督が構想する全ての場面を描き出した画面構成カット。通常、1作品で1400枚ほど描かれる。
会場には「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで作品別に計約1300点のレイアウトを展示。トトロやポニョをはじめおなじみのキャラクターが勢ぞろいし、「未来少年コナン」「アルプスの少女ハイジ」などジブリ以前の初期作品コーナーもある。