愛媛県伊予市双海町下灘地区でスイセンが例年より早く花開き、ほぼ満開となっている。同市双海町串の漁業金山洋一さん(66)の畑では、約20万株のスイセンが訪れる人を出迎えている。
 金山さんの畑は伊予灘を一望できる小高い山の斜面にある。約28年前、金山さんの父がミカン畑の跡地にスイセンを植えたのがきっかけ。現在は金山さんが漁業の傍ら手入れしており、「デートコースになるように」とハート形に球根を植えている所もある。
 金山さんによると、例年より1カ月ほど早い昨年11月中旬から咲き始め、今週末までが見頃。