第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」のスキー競技が14日、長野県白馬村で開幕した。同村のウイング21であった開始式には愛媛県選手団11人が参加し、大舞台へ向け気持ちを高めた。
 旗手を務めた距離少年男子の山中陽都(伊予中3年)が堂々と入場。今年秋の愛媛国体開催を知らせるアナウンスが流れると、スタンドの選手団は県産のイヨカンと、国体開催をPRするタオルを振ってアピールした。
 大会は17日まで行われ、47都道府県から計1782人が参加。同大会の成績は、愛媛国体の天皇杯(男女総合優勝)、皇后杯(女子総合優勝)得点に加算される。1月にあったスケート競技で愛媛は男女総合得点51点を獲得し、天皇杯順位は16位だった。