愛媛県立医療技術大(砥部町高尾田)で9日、情報セキュリティー啓発セミナーがあった。1、2年生約200人がスマートフォンやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用する際のリスクを学び、情報管理に理解を深めた。
 情報セキュリティー会社ラック(東京)の長谷川長一氏が「スマホのリスクと安全な使い方」と題し講演。
 長谷川氏は「電話帳や通話履歴などの情報を抜き取ろうとする不正アプリがある」と説明。「無料というキーワードに引っ掛からないで」「ダウンロードは公式ストアから」と注意を呼び掛けた。
 また、スマホや利用するサービスの安全設定が不十分な場合、情報流出につながると強調。「どんなリスクがあるのか、考えて使用を」と訴えた。