17日から25日までブラジルで開催されるセーリングのスナイプ級西半球選手権に愛媛県西条市の寺田七海(22)=県セーリング連盟=が出場する。初めての世界大会に向け、寺田は「わくわくしている。チャレンジャーとして積極的なレースをしたい」と意気込んでいる。
 今治西高から進学した広島大で競技を始め、「技術だけでなく時には運が勝敗を左右するレース展開が面白い」とのめり込んだ。
 学生生活の集大成として昨年11月、新居浜市で開催された全日本スナイプ級選手権に大学のコーチとペアを組んで出場。本人も驚きの3位入賞を果たし、今大会の出場権を獲得した。
 今春、愛媛銀行に入行し、社会人生活のスタートを切ったばかり。愛媛国体出場にも意欲を燃やす寺田は、周りのサポートを受けての世界大会挑戦に「感謝している。今回の経験を生かし、愛媛国体では期待に応えられるような走りをしたい」と声を弾ませた。