今治タオルの魅力を情報発信する人材「タオルソムリエ」の資格試験が10日、愛媛県今治市と東京、大阪の3会場であり、過去最多の計775人がタオルの製造から流通までを網羅した50問に挑んだ。
 四国タオル工業組合と今治商工会議所が毎年開催しており10回目。今治会場のテクスポート今治(同市東門町5丁目)では216人が受験した。
 100点満点で80点以上が合格で、発表は28日。これまでに約1900人が資格を取得し販売現場などで活躍しており、組合の近藤聖司理事長は「客とメーカーの橋渡し役となるソムリエの役割は大きい」としている。