FC今治 ホーム2連戦、V懸け天王山
サッカー四国リーグのFC今治は、13日にアイゴッソ高知、20日に高知Uトラスターをホームの愛媛県今治市桜井海浜ふれあい広場に迎えて対戦する。優勝の行方を大きく左右する「天王山」の2連戦。今季の日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すイレブンは「ここで負ければ全てが終わる」(稲田主将)と気合を入れている。
残り3節で現在の順位は1位が10勝1分け(勝ち点31)のトラスターで、2位が10勝1敗(同30)のFC今治、3位が8勝2分け1敗(同26)のアイゴッソと続く。FC今治は2連勝すれば首位に立つが、逆に一つでも星を落とせば優勝は極めて厳しくなる。
「2連戦の重みは選手も十分理解している」と木村監督。今季の前半戦、FC今治はアイゴッソに2―1で競り勝ったが、トラスターには1―2で敗れた。力は拮抗(きっこう)しており、木村監督は「ホームサポーターの後押しを受け、必死に戦う」と表情を引き締める。