愛媛県立とべ動物園は31日、ダチョウの「中次郎」(雄・推定13歳)が外傷性ショックのため29日に死んだと発表した。園は「仲間にあまり自己主張せず、我慢強い性格だった。群れで仲良く行動していただけに寂しくなる」とコメントした。
 園によると、中次郎は鳥インフルエンザ予防のため2016年11月からバックヤードで飼育中だった。29日、作業の都合で5分間ほど予備の運動場に出していたところ、左まぶたと首に裂傷ができていた。原因は不明で、運動場のおりに衝突したか、おり越しにキリンやシマウマなどとトラブルになった可能性があるという。