インターネット通販の運用ノウハウをテーマにした「愛媛Webフォーラム2016」が27日、松山市内であり、企業担当者ら約50人が集客方法や決済システムのポイントを専門家から学んだ。
 県内企業のIT活用や企業間の連携促進を目的に、ウェブ制作のクロスコミュニケーションズ(松山市)と物流大手のヤマトグループ(東京)が初めて企画した。ネット通販大手・楽天(同)の担当者がアマゾンや楽天市場、ヤフー!ショッピングなど有名サイトの特徴を個別に説明。店長や従業員の写真を載せるなど「ページに人間性を出した『接客』を」などとホームページ作りのこつを紹介した。
 ヤマトフィナンシャル四国統括支店(香川県宇多津町)の安藤雄一統括支店長がネット通販の決済について、支払いの手間がかからないことが最重視されると指摘。コンビニでの後払いなど「ニーズのある方法を(出店者が)取り入れなければリピーターは生まれない」と強調した。