毎年2月に米ハワイ州である日本に関する知識を競う大会「ジャパン・ウィザード」で優勝した同州のキング・ケカウリケ高の女子生徒3人が9日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事と意見交換した。
 大会はハワイ日米協会主催で、優勝チームに副賞として日本旅行を贈っている。愛媛県がハワイ州と姉妹提携を結んでいることなどから来県が決まった。
 メンバーはマウイ島在住のマヤ・オオキさん(16)、デビィン・コウチさん(15)、シャーロット・ブリッジさん(16)。懇談で中村知事は、2001年にハワイ沖で起きた宇和島水産高の実習船えひめ丸の事故に触れ「悲しい事故を乗り越えて姉妹都市になった。現在は経済やスポーツでも交流している」と紹介。3人は「昨日食べたミカンがおいしかった」「松山の風景はとてもきれい」と愛媛で感じた魅力を話していた。