昔の有名な和歌をかるたにした百人一首に親しむ「新春かるた教室」が5日、愛媛県大洲市北只の国立大洲青少年交流の家であった。全国共通のルールで行われる競技かるたでは、参加者が札が飛ぶほどの熱戦をみせていた。
競技かるたは、下の句が書かれている字札100枚のうち50枚を使う。自分と相手の陣地に25枚ずつ並べ、上の句が読み上げられた瞬間に取り合う。
教室には小さな子どもから80代までの約50人が参加。中上級者の競技会場では練習を積んできた小学生が鋭い動きをみせており、上の句が読まれた瞬間にバシンと音を立てて札を取っていた。