バラと洋館、気品の美 大洲で200点展示
明治期に建てられた洋館「おおず赤煉瓦館」(愛媛県大洲市大洲)で、愛好家による「おおずバラ展」が始まり、館と花が上品な空間を醸し出している。22日まで。
館をを管理する「赤煉瓦ふれあい倶楽部」主催。スタッフがバラを飾ったのが始まりで、5回目の今回は大洲、西予、八幡浜の3市から約20人が200点を出展した。
旧大洲商業銀行本店である館は大洲市指定有形文化財。時を経た赤れんがは鮮やかでありながら落ち着いており、盛りのバラをうまく引き立てていた。
今回は「えひめいやしの南予博2016」の自主企画イベントだけに、常連出展者の男性(57)は「『いやし』ということで、落ち着いた色のバラを出しました」と語った。