スーパーのフジ(愛媛県松山市)が11日発表した2016年2月期連結決算は総菜や生鮮食品が堅調だった小売事業の売り上げ増がけん引し、2期連続の増収増益となった。経常利益、純利益ともに過去最高を記録した。
 売上高にあたる営業収益は3184億2400万円(前期比1.5%増)。省エネによる水道光熱費の削減などが寄与し、経常利益は79億2600万円(31.3%増)、純利益は35億5000万円(18.5%増)だった。
 エミフルMASAKI(松前町)の売上高は1.8%増えた。期末店舗数は96店舗。1株当たりの年間配当は15円を維持する。株主総会は5月19日。