消防や警察など防災関連の仕事に携わるマレーシアの若手人材が四国4県で日本の防災対策を学ぶ研修が8日、始まった。愛媛県松山市文京町の愛媛大で研修員がプレゼンテーションし、自国の防災面の課題や研修で学びたい点を発表した。
 開発途上国の20~35歳を対象にした政府開発援助(ODA)の一環で、国際協力機構(JICA)四国支部が愛媛大の協力で実施。12人が22日まで滞在し、愛媛大でハザードマップの作り方を教わるほか、松山市消防局や国土交通省大洲河川国道事務所などを訪問する。徳島、高知両県の地滑り対策事業も学ぶ。