かんきつ産地として知られる愛媛県八幡浜市で、収穫を手伝うために全国から集まる「ミカンアルバイター」の宿泊施設が完成し、12日、記念式典があった。
 英語でミカンを意味する「マンダリン」と名付けられた施設は、2014年3月に閉校した旧舌田小学校(舌間)を、市が約6700万円かけて改修。1階の4教室を仕切って4人部屋8室をつくり、計32人が寝泊まりできるようにした。
 市から利用許可を受けるJA西宇和が管理し、13日からアルバイター30人が早速、生活を始める。16年度には2階部分も改修し、計84人が宿泊できるようにする予定で、スポーツイベントや小学生らの宿泊体験といった利用も見込んでいる。