国民体育大会「2016希望郷いわて国体」第5日は5日、岩手県釜石市球技場などで各競技を行い、ラグビー成年男子(7人制)で愛媛が優勝を果たした。団体競技での愛媛勢の優勝は、今大会初めて。
 7人制は7分ハーフ(決勝のみ10分)。愛媛は、決勝トーナメント1回戦で熊本を26―14で下すと、準決勝は20―19の僅差で千葉に勝利。鹿児島との決勝は、14―14の同点で折り返した後半、主将の荻山のトライなどで勝ち越し35―26で振り切った。
 成年男子の愛媛は、17年の愛媛国体を見据え、県内の社会人らが集まり5年前にチームを結成。14年の長崎国体で7人制としては初出場し、昨年の和歌山国体では5位入賞した。