愛媛県警察学校の初任科第169期生(大卒・短期課程)の入校式が4日、松前町西古泉の同校であり、採用された16人が警察官として一歩を踏み出した。
 林学本部長が「県警の将来を背負って立つ立派な警察官に成長してほしい」と訓示。入校生代表の渡部真人巡査(27)が「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たる」と力強く宣誓した。
 白石恵三校長は「県民の生命、身体、財産を守る責務を負う覚悟が必要。県民に寄り添うことができる優しく親切な警察官に育ってほしい」と式辞を述べた。
 鑑識部門を目指している升井彩加巡査(25)は「県民に頼ってもらえるような警察官になる」と意気込んでいた。
 入校生は半年間、法律や逮捕術など、警察官としての基礎知識や体力を身に付け、来春に県内各署の地域課に配属される。