「しまなみランニングバイク選手権2016」が3日、愛媛県今治市波方町波方のなみかた海の交流センターであり、県内外から参加の2~6歳児181人が瀬戸内しまなみ海道をイメージした特設コースを駆け抜けた。
 子どもに自転車の楽しさを伝えようとNPO法人シクロツーリズムしまなみが2012年から毎年開催。
 ランニングバイクはペダルがない二輪遊具で、地面を蹴って走行する。大会は年齢別に四つのクラスに分かれ、1周150メートルのコースを2歳は1周、そのほかは2周し、着順を競った。沿道の保護者らの「行け」「頑張れ」の声援が響く中、子どもたちはミカン畑や来島海峡大橋を模した障害物を突破し、元気いっぱいに走行した。
 3歳クラスで優勝した松山市の男児(3)は「毎日練習してきたので1位になれてうれしい」と笑顔だった。