日本バスケットボール協会は6日、8月のリオデジャネイロ五輪に出場する女子代表内定選手12人を発表し、県関係では愛媛県四国中央市出身の近藤楓(24)=新居浜商高出、トヨタ自動車=が選ばれた。東京都港区のホテルで会見した近藤選手は「積極的なプレーで自分の役割をしっかり果たし、チームに貢献する」と抱負を語った。
 内海知秀監督は近藤について「3ポイントを含め確率の高いシュート力が持ち味。シュートの部分で非常に働いてくれると思う」と期待した。
 バスケの女子日本代表はリオ五輪予選を兼ねた昨年9月のアジア選手権で優勝し、3大会ぶりの五輪出場が決定。4月から五輪代表候補18人が選考を兼ねた強化合宿を開始し、国内強化試合や欧州遠征などを経て代表が内定した。