11月にロシア・ソチで開かれたロボット競技の世界大会「WRO2014」に出場した愛媛県立八幡浜工業高校の生徒が9日、八幡浜市役所を訪れ、大舞台での体験や成果を報告した。
 出場した部門では、世界各地の高校生約60チームが、自作ロボットで決められた位置にブロックを運ぶ正確さや時間を競った。八幡浜工業チームは予選を12位で通過。11年大会以来の優勝を目指した決勝ラウンドでは当日発表されるサプライズルールに苦戦し、惜しくも入賞を逃した。
 メンバーの近藤世名君(18)、林孝輔君(18)、尾神優輝君(17)は「海外で言葉の壁を痛感し、もっと英語を勉強しようと思った」「3人の協力でここまで来ることができいい経験になった」などと、国際舞台で感じたことを紹介した。