第28回全日本ロボット相撲四国大会(全国工業高校長協会など主催)が2日、愛媛県松山市真砂町の松山工業高校であり、高校生や社会人らが製作した103台が白熱した勝負を繰り広げた。
 県内からは、高校生の部に3校10台、資格制限のない全日本の部に2校6台が出場。コンピュータープログラムで動く「自立型」と出場者が遠隔操作する「ラジコン型」の2部門に分かれ、直径約1.5メートルの鉄製の土俵で対戦した。
 高校の部(自立型)に出場した今治工業高3年の佐伯誓哉さんと木原康貴さんは「校内戦を繰り返してロボットを改造してきた」と気合十分で試合に臨み、3位に入賞。佐伯さんは「勝負している瞬間がすごく楽しかった。しかし、悔しい。後輩たちに技術や戦略を受け継ぎたい」と話した。