22日に島根県隠岐の島町で開幕する第9回全国離島交流中学生野球大会(実行委員会主催)に、愛媛県の上島町の岩城中学校生で構成する「KAMIJIMA」が出場する。上位入りを目指し、メンバー12人が一丸となって「離島甲子園」に挑む。
 大会はプロ野球ロッテで活躍した村田兆治さんが提唱。上島町からは、中学校の枠を超えてチーム編成して出場しており、地元開催だった2011年の第4回大会では岩城、弓削中の合同チームが頂点に立った。
 今大会には10都道県から23チームが出場。KAMIJIMAは岩城中単独のチームで、バッテリーを主体に守りからリズムをつくる。攻撃では犠打や盗塁などを絡めて走者を進めて確実に得点し、粘り強い戦いが身上。
 16日には岩城中で出陣式があり、大会を協賛するヤマト運輸愛媛主管支店からメッセージ入りの応援旗が贈られた。