今治市の戦没者・戦災死没者と消防・警察殉職者の追悼式が19日、同市別宮町1丁目の市公会堂であり、遺族ら約270人が犠牲者を哀悼し、反戦平和などを願った。
 市主催で65回目。参列者は黙とうや白菊の献花をし、今治空襲などで亡くなった計3106人の冥福を祈った。
 菅良二市長は「日本の平和と繁栄は、戦争で命を落とした方々の尊い犠牲と国民の努力の上に築かれたことを忘れてはならない。先の大戦から学んだ多くの教訓を忘れず、世界の恒久平和を願い歩んでいきたい」と述べた。
 日吉中学校2年生による合唱もあった。