柔道の世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)男子73キロ級で2連覇を狙う25歳の中矢力(ALSOK、愛媛県松山市出身)が16日、東京都内で会見し、「来年のリオデジャネイロ五輪選考に直接関わる試合なので、しっかり結果を出したい」と意気込んだ。
世界選手権代表選考を兼ねた4月の全日本選抜体重別選手権では準決勝で敗退。「去年の世界選手権から試合(間隔)が空き、いい結果を出せなかった。しっかり欠点を直しながら、(世界選手権で対戦する)外国人を想定した練習をしている」と説明し、長身の選手や、反則ぎりぎりで攻めてくる外国人特有の組み方への対処を課題に挙げた。