紙類販売のえひめ洋紙(愛媛県松山市、山本恒久社長)はこのほど、知育パズル「KUMEL(クメル)」を発売した。クメルは2015年度のキッズデザイン賞(NPO法人キッズデザイン協議会主催)に選ばれており、同社は「幼児から大人まで楽しみながら創造性や感性が養える。ぜひ活用して」とアピールしている。
 クメルは愛媛大教育学部の深田昭三教授(幼児心理学)が考案。4年以上かけて保育園などでモニター調査を重ね、商品化を実現した。
 四角や三角、円弧など8種類のピースがあり、切れ込みをかみ合わせることで、乗り物や動物などさまざまな形を作って遊べる。素材は発泡プラスチックの一種で、水に強いポリエチレンフォームを使用。軽くて柔らかいため、複雑で曲線的な創作が可能だ。
 商品はキンダーセット(387ピース、税込み3万9960円)、ファミリーセット(57ピース、7344円)、ファミリーミニセット(31ピース、4266円)の3種類あり、専用ホームページ(http://www.kumel.net)でも販売している。