2017年愛媛国体に向けて改修中の愛媛県総合運動公園陸上競技場ニンジニアスタジアムが、国際陸上競技連盟(IAAF)の規格「クラス2」の認定を受けるため、26日から28日まで日本陸上競技連盟の検定を受けた。
 クラス2はアジア大会規模の国際大会が開催可能な規格で、世界記録が出た場合は公認される。日本陸連は検定結果をまとめ、近くIAAFに申請する。日本陸連によると、早ければ申請から2週間程度で認定が下りるという。認定されれば現存国内施設で10例目。中四国・九州では2例目となる。
 県は改修にあたり、従来の日本陸連の第1種公認に加え、クラス2の申請を計画。トラックレーンの舗装材をIAAF公認材に変更したほか、ハードルのマーキング幅をクラス2の基準に合わせて2センチから5センチに広げるなどした。