愛媛県教職員組合(加藤諭中央執行委員長、約80人)の定期大会が28日、松山市北持田町の県教育会館であり、全国学力テスト廃止など2015年度の要求を決めた。
 役員ら15人が出席。全国学力テストについて、学校現場では成績を上げるため生徒に過去の問題を解かせているとして「得点至上主義」を懸念する意見が出されていた。
 要求にはほかに、30人学級の早期実現と教職員定数の改善、パワーハラスメント防止指針の早期策定などを盛り込んだ。