愛媛県内の中学受験シーズンが本格化し、新田青雲中等教育学校と帝京冨士中学校(一般中期)は6日、2015年度の入学試験を行った。インフルエンザの流行により、体調を気遣うマスク姿の受験生が目立った。
 松山市山西町の新田青雲中等教育学校は、募集定員120人に対し、前年度より76人少ない245人が出願。1人が欠席した。
 午前7時半ごろ、保護者らに付き添われた児童が次々と集合。九つの教室に分かれて試験の注意事項を聞き、開始のチャイムと同時に最初の国語の問題に取り掛かった。
 4教科と作文、面接(専願者)で選考し、合格発表は10日。
 7日に試験を行うのは今治明徳中、済美平成中等教育学校。県立中等教育学校3校(今治東、松山西、宇和島南)と愛媛大付属中、愛光中は9日で、中学受験がピークを迎える。